積算ツールで正しい縮尺を設定する
積算を開始する前に、まず、縮尺が正しく設定されていることを確認しましょう。図面の縮尺を正しく設定することは、積算を行う上で非常に重要です。
Houzz Pro の積算ツールでは、次の2つの方法でページの縮尺を設定することができます。
標準スケールの検出:図面上に建築縮尺(例:1/50)が明記されている場合に使用できます。Houzz Pro は AI を使用して自動的に図面上のスケールを検出し、それを積算に適用します。
手動での縮尺設定:スキャンした図面や PDF ファイルなど、元の縮尺が変化している可能性がある場合に適した方法です。また、縮尺が不明な場合や、元の図面に縮尺の記載がない場合にも有効です。

標準スケールの検出
図面に縮尺(スケール)が定義されている場合、Houzz Pro は AI を使用して図面上に記載されている縮尺を見つけ、自動的に適用します。縮尺は自動的に調整されますが、積算の作業を進める前に、それが正しいか確認してください。
確認するには、積算ツールの画面左下にある「ページの設定」セクションへ移動します。
ここでは、長さの単位を確認します。「インチ」(ヤード・ポンド法)または「メートル」(メートル法)のいずれかを選択できます。そして、「図面の縮尺」ボックスに入力されている値が、図面上に記載されているスケールと同じかどうかを確認します。

既に設定されている縮尺を変更する場合は、変更の確認メッセージが表示されます。変更してよければ[更新]ボタンをクリックしてください。
図面に複数のページが存在する場合は、どのページに対して変更を適用するかのメッセージが表示されます。
- 現在表示されているページでのみスケールを変更したい場合は、[このページを更新]を選択します。
- すべてのページのスケールを変更する場合は、[すべてのページを更新]を選択してください。
これにより、Houzz Pro は指定された新しいスケールで積算を調整します。
注意:AI によるスケールの検出機能を使用する際は、以下の点にご留意ください。
- ページ内に複数の縮尺がある場合、AI は縮尺を自動検出することができません。その場合、標準の縮尺(1/100)が使用され、ページ上に注意を促すバナーが表示されます。
- 積算の単位設定が「メートル」であるのに、検出された図面の縮尺がヤード・ポンド法(インチ)だった場合(またはその逆の場合)、AI は積算の設定に合わせて検出された縮尺を自動的に変換します。

手動での縮尺設定
図面にスケールの表示がない場合や、図面のコピーやサイズ変更などにより標準スケールが一致しない場合は、縮尺を手動で設定し直す必要があります。次の手順に従ってください。
1. 画面左下にある[縮尺の計算]ボタンをクリックします。

2. 手順が説明されたダイアログボックスが表示されるので、内容を確認して[縮尺の計算]ボタンをクリックします。

3. キャンバス上で、長さが判明している箇所(直線)をマウスでなぞります。始点でクリックし、終点でダブルクリックします。

4. 表示されたボックスに実際の長さを入力し、[縮尺を設定する]ボタンをクリックします。
図面に複数のページが存在する場合は、どのページに対して個の縮尺を適用するかのメッセージが表示されます。
- 現在表示されているページに対してのみスケールを適用する場合は、[このページで設定]を選択します。
- すべてのページのスケールを設定する場合は、[すべてのページで設定]を選択してください。

すると、図面の縮尺の値が、計算に基づいて更新されます。
ヒント:正確を期すために、上記で利用した箇所とは別の位置でも、縮尺を確認することをお勧めします。