ルームプランナーの使い方

Houzz Pro の「ルームプランナー」は、インテリア案件において、最初のアイデア出しから最終的な商品の選定まで、一連のプロセスを管理するのに役立つツールです。

ルームプランナーでは、部屋ごとに「ルームプラン」を作成できます。ルームプランを使用することで、商品や素材の選定を分かりやすくし、予算を管理し、顧客にビジョンを紹介するためのプレゼンテーションを作成することが可能です。

ルームプランには商品クリッパーを使ってクリッピングした商品、素材、仕上げ、設備、家電、ムードボード、3D 間取り図、ファイルを追加して、整理した形で顧客に提示することができます。

ルームプランを作成する

Houzz Pro のホームページで、右側の「新規作成」セクションにある[ルームプラン]をクリックします。そして、必要な情報を入力すると、ルームプランを作成できます。

既存の案件でルームプランを作成するには、Houzz Pro の左ナビゲーションから特定の案件を開き、その左メニューで[ルームプラン]をクリックするか、「ルームプラン」セクションで部屋の種類を選んで[ルームプランの作成]ボタンをクリックします。部屋の名前など情報を入力すれば、ルームプランを始められます。

テンプレートからルームプランを作成する

ルームプランのテンプレートを保存している場合は、それを適用して新しいルームプランを簡単に作成することができます。「ルームプランの作成」画面において、適用したいテンプレートを選択するだけです。詳細については、こちらの記事をご覧ください。

ルームプランにアイテムを追加する

右側のサイドパネルから、建材や設備などのクリッピングした商品やライブラリーの品目、3D 間取り図ムードボード、画像、ファイルをルームプランのボード上に追加することができます。また、仮置きの機能を使用すると、まだ実際の商品が決定する前でも、案件内の必要な要素を漏れなく管理できます。

ルームプランにアイテムを追加するには、以下のような方法があります。

クリッパーから直接追加する

商品の情報をクリッパーツールを使ってクリッピングする際、その商品を追加したい案件と部屋を選択します。すると、「ルームプランに直接追加」のチェックボックスが現れるので、それをチェックした状態で[Houzz Pro に保存する]ボタンをクリックすると、次回ルームプランを開いたときに、その商品が自動的にルームプランのボード内に追加されます。

リンクから商品をインポートする

インターネット上の商品ページの URL をコピー&ペーストすることで、AI が自動的に商品情報や画像やを抽出して、直接ルームプランへその商品を追加してくれます。さらに、その商品の情報を「自分の項目」ライブラリーに保存することもできます。その方法を以下に説明します。

まず、マウスカーソルをルームプラン上のアイテム カードの横に合わせます。すると、AI のアイコンが表示されるので、それをクリックします。

すると、オートメイト AI のカードが表示されるので、追加したい商品ページの URL を貼り付けます。「自分の項目に追加」は、将来的にその商品を使用する可能性があって「自分の項目」としてライブラリーに保存したい場合に、そのチェックボックスをオンにします。チェックしなかった場合は、その商品は現在作業している案件のみに追加されます。

[インポート]ボタンをクリックします。

「自分の項目に追加」のチェックボックスをオンにしなかった場合、AI は商品情報を抽出して、ルームプラン内にその商品のカードを新しく追加します。(注:この時、商品の値段は ¥0 に設定されます。)カードの上部にある[i]アイコンをクリックすると、商品の情報を表示したり編集したりできます。

「自分の項目に追加」のチェックボックスをオンにした場合は、オートメイト AI が抽出した情報が入力された状態の「項目の作成」画面が表示されます。大項目や販売会社など必要な情報を追加して[作成]ボタンをクリックすると、その項目がライブラリーに保存され、今後「自分の項目」としてその項目を使用できるようになります。

ルームプランナーの右側にあるサイドパネルから「自分の項目」を開き、[作成]ボタンの[URL を貼り付ける]からも、同じように操作することができます。この方法では、新しい項目がライブラリーに追加され、将来的に使用できるようになります。新しい項目をルームプランに追加するには、その項目をドラッグしてルームプラン内の好きな場所にドロップするだけです。

サイドパネルから追加する

ルームプランナーの右側にあるサイドパネルからは、次の方法で追加することができます。

・ クリックする: サイドパネルにあるアイテムをクリックすると、ルームプランの先頭に追加されます。

・ドラッグ&ドロップする: サイドパネルにあるアイテムをクリックして選択した状態で、そのままルームプラン上へドラッグします。アイテムを配置したい場所にドロップすることで、意図した場所に置くことができます。

サイドパネルからルームプランのボードに追加できるものは以下のとおりです。

自分の項目

「自分の項目」セクションでは、クリッパーで保存したアイテムや手動で追加したアイテム、そして仮置きも含めて、ライブラリーに登録されている全商品にアクセスできます。Houzz Pro の商品クリッパーを使ってクリッピングする際、案件と部屋を指定して保存すると、その指定した案件のルームプランでこちらに表示されます。「自分の項目」に表示される項目は、案件に紐づいているものとライブラリーに登録されているものに分かれています。案件に紐づいているものは、「<ルームプランの特定の部屋>内」と「どの部屋にも含まれていないもの」に分類されます。その案件に紐づいていないがどの案件でも使用できるようにライブラリーに登録されているものは、「ライブラリー内」の中に表示されます。


テンプレート

ルームプランのテンプレートとして保存されているものが表示されます。テンプレートの全部または一部を現在のプランに適用できます。


3D 間取り図

案件に関連して作成した間取り図が、「<プラン名>に割り当て」タブの下に表示されます。また、いずれの案件や部屋にも割り当てられていない間取り図も、「未割り当て」タブの下に表示されます。

ムードボード

「ムードボード」についても、案件に関連して作成したものが「<プラン名>に割り当て」タブの下に表示されます。そして、いずれの案件や部屋にも割り当てられていないムードボードも、「未割り当て」タブの下から追加できます。


画像

「画像」をクリックすると、画像ファイルを自分のパソコンからアップロードし、ルームプランのボードに追加することができます。また、案件の「ファイル・写真」に保存されている画像も、ここから追加できます。


ファイル

文書や取扱説明書などを追加したい場合は、「ファイル」からアップロードして行えます。また、案件の「ファイル・写真」に保存されているファイルも、ここから追加できます。

アイテムの詳細を編集する

追加したアイテムの詳細を表示したり編集したりするにはいくつかの方法があります。


アイテムカード上で直接編集する

ルームプランの各アイテム カードに表示されているアイテム名と数量は、クリックするとカード上で直接変更することができます。新しい値を入力したら、キーボードの[Enter]キーを押すか、表示されたチェックマークをクリックすると、変更が保存されます。

仕様を表示・編集する

商品の材質、カラー、サイズといった基本的な仕様を確認するには、そのアイテム カード上にマウスカーソルを合わせるとアイテム名の右端に表示される「仕様」アイコンをクリックします。すると新しくウィンドウが開き、商品の仕様や顧客向け情報が表示されます。各欄をクリックすると内容を変更でき、[保存]ボタンをクリックすると変更内容が保存されます。

アイテムの情報を表示・編集する

アイテムの完全な情報を表示するには、アイテム カードの上部中央にある(i)アイコンをクリックします。すると右側にサイドパネルが開き、アイテムの情報(写真、一般情報、経理情報、発注状況、住所など)が表示されます。その中で変更したい欄をクリックして新しい値を入力すると、自動的に変更が保存されます。

ただし、グレーになっている欄の内容は変更することができません。たとえば見積書や請求書(文書)に変換されたアイテムの場合、数量や価格などはルームプラン上では変更できません。これらの情報は、リンクされている変換先の文書を編集する必要があります。リンクされている文書は、その数量の欄などにマウスカーソルを合わせた時に表示される吹き出しメッセージ内の文書名をクリックすると開くことができます。

アイテムの表示方法を調整する

ルームプランの各アイテムは、簡単に順番を入れ替えたり、サイズを変更することができるので、顧客に注目してもらいたいものを目立つ場所に配置したり、選択肢を並べて配置したりと、表示をアレンジすることができます。アイテムの順番を入れ替えるには、移動したいアイテム カードの上部をクリックして(マウスのカーソルが手のひらの形から掴んだ形に代わります)好きな場所にドラッグするだけです。

右上の3点ドットのアイコンをクリックすると、各アイテム カードの表示サイズを変更できます。サイズは大・中・小の3サイズから選べます。また、右下の両矢印をドラッグしてもサイズを変更できます。

カバー画像を設定する

カバー画像とは、Houzz Pro でルームプランのプレビュー サムネイルが表示されるときに使用される画像のことです。ルームプランナーの中はもちろん、案件の概要ページや顧客用ダッシュボードでも表示されます。適切なカバー画像を設定することで、それぞれのルームプランを素早く判別でき、また、顧客に対してもプロフェッショナルに提案することができます。

カバー画像を設定するには、次の2つの方法があります。

方法1:ルームプランに追加されているアイテムをカバー画像に設定できます。カバー画像に設定したいアイテムの右上にある3点ドットをクリックし、メニューから[カバー画像に設定する]をクリックします。

ヒント:ムードボードがあれば、それをカバー画像にすることをお勧めします。

方法2:ルームプランの右上、[変換する]ボタンの左側にある(i)アイコンをクリックし、「詳細」タブの右上にある3点ドットをクリックします。そして、表示されたメニューから[カバー画像の追加]を選択します。これにより、パソコン上にある画像ファイルをカバー画像に設定できます。

アイテムをグループ化して整理する

ルームプランのアイテムは、セクション機能を使ってグループ化することができます。この機能は、アイテムを建材別や目的別などでまとめたり、顧客に選択肢を提示して選んでもらう時に便利です。たとえば、設備器具の候補が3つあったとして、それをグループ化しておけば、その中からいずれか1つ選べばよいことを顧客に簡単に理解してもらえます。

セクション機能を使用するには、次の手順に従ってください。

1. グループ化したいアイテムについて、それぞれのアイテムカードの左上にあるチェックボックスをオンにします。

2. ルームプランの上部に「操作」メニューから現れるので、クリックして[セクションの作成]を選びます。

または、すでにセクションを作成している場合は、セクションと他のアイテムカードとの上下のすき間にマウスカーソルを動かすと、「新しいセクションの作成」オプションが現れます。そのオプションをクリックすると、空っぽの新しいセクションが作成されるので、その中にアイテムカードをドラッグ&ドロップします。

3. セクションの左上の「セクション」と書かれている欄をクリックして、セクションのタイトルを入力します。また、必要に応じて、セクション名の下に説明文を入力します。

4. セクションを目立たせたい場合は、色を指定することができます。セクションの右上にある3点ドットをクリックして[色を選択する]をクリックすると、色を選択できる画面が表示されます。色を指定すると、タイトルの前にあるタグと、セクションの左側の枠線がその色になります。

その他、3点ドットをクリックすると、説明の表示・非表示など様々な設定ができます。

ヒント:3点ドットの右側にある矢印アイコンをクリックすると、そのセクションの表示をタイトルだけにすることができます。もう一度クリックすると、セクション全体が表示されます。

セクションごとの予算管理

ルームプランの各セクションで予算設定をすることで、それぞれの商品カテゴリーに対してどのくらいの予算が配分されているかを明確に把握することができます。セクションの予算を設定するには、セクションの右上にある3点ドットをクリックして[予算を表示する]を選択します。

「予算を表示する」をオンにすると、そのセクションの予算を設定できるようになります。右上に表示された予算の鉛筆アイコンをクリックすると、セクションの総予算金額を入力できます。採用済みとなった項目および「予算に含める」がチェックされている項目が、そのセクションおよびルームプラン全体の予算に含まれます。セクションを非表示にした場合、そのセクションの予算は表示されず、全体の予算にも含まれません。

アイテムを削除または非表示にする

ルームプランに追加した商品に納得いかない場合や、顧客もそう思っていそうな場合は、納得いかないアイテムをボード上から削除することをお勧めします。その場合、アイテムを削除する方法と、非表示にする方法があります。

アイテムを削除する

ルームプランのボードから完全にアイテムを削除するには、当該アイテムの右上にある3点ドットをクリックし、[プランから削除する]を選択します。いったん削除したアイテムは、右パネルの「クリッパーライブラリー」からいつでもまた追加することができます。

アイテムを非表示にする

もし、削除するほどでもないと思う場合は、代わりに非表示にする方法をお試しください。アイテムを非表示に設定すると、ルームプランのボード上の一番下の「非表示アイテム」に移動され、自分にしか見えなくなります。

たとえば、複数の選択肢から顧客が選択された場合、採用されなかったアイテムを非表示にしておけば、自分が提案したものをいつでも確認することができます。

アイテムを非表示にするには、アイテムの右上にある3点ドットをクリックし、[顧客へ非表示にする]を選択します。

非表示のアイテムを元に戻す

採用するアイテムを顧客が決めた場合でも、後から「やっぱり別の方がよかったかも」ということになるかもしれません。そのような場合は、いったん非表示にしたアイテムの非表示を解除して、顧客が見える状態に戻すことができます。

非表示のアイテムを元に戻すには、「非表示アイテム」にあるアイテム カードの右上にある3点ドットをクリックし、[顧客に表示する]を選択します。

アイテムを案件から削除する

ボード上のアイテムが不要になり、案件の品目にも表示されたくない場合は、アイテムを案件から完全に削除する必要があります。まず、削除したいアイテム カードの右上にある3点ドットをクリックし、[案件から削除する]を選択します。すると、本当に削除するかどうかの確認メッセージが表示されます。

この操作で、そのアイテムはルームプランのボードとライブラリーから完全に削除されます。

案件の予算を管理する

ルームプランの右上には予算の棒グラフがあります。「編集」をクリックすると、そのルームプランの総予算を入力できます。(i)アイコンをクリックすると、コストの内訳が表示されますが、この情報は自分のみ参照でき、顧客には表示されません。

予算の状況は、「プレビューして共有」の画面で顧客へ表示する設定をした場合のみ、顧客にも見えます。

ルームプランにライブラリーから商品を追加して、[予算に含める]チェックボックスをオンにすると、その金額が加算されていくので、予算に対する現在の支出予定金額が一目でわかります。

顧客とルームプランを共有する

顧客にルームプランを送信して共有すると、顧客はオンラインでアイテムの採用・不採用を決定したり、コメントを残したりできるようになります。顧客がアイテムに対して採用・不採用の決定を行ったり、コメントしたりすると、自動的に通知が送られるので、常に最新状況を把握できます。

ルームプランの共有方法は、顧客用ダッシュボードからとメールからがあります。また、PDF ファイルやプレゼンシートにエクスポートし、ファイルとして共有することも可能です。


顧客への表示の設定

顧客とルームプランを共有する前に、ルームプラン ページの右上にある[プレビューして共有]ボタンをクリックします。するとプレビューページが開き、その右側のサイドパネルでは価格、項目の内容、採用・不採用について、顧客への表示内容を設定することができます。詳細については、こちらの記事をご覧ください。

Houzz Pro からのメールのリンク

ルームプランへのリンクを共有するには、プレビュー ページの右上にある[共有]ボタン、または編集画面右上の[プレビューして共有]ボタンの隣にある下矢印アイコン(▼)をクリックしてメニューから[共有]をクリックします。すると、Houzz Pro 経由でルームプランへのリンクが含まれたメールを送信できます。また、リンクをコピーし、別の方法でそのリンクを共有することもできます。Houzz Pro のメールで送信する場合は、必要に応じて宛先の欄にメールアドレスを追加したり、件名やメッセージを変更することができます。ルームプランを送信するとき用のメール テンプレートの設定方法については、こちらの記事をご覧ください。

メモ:メールまたはリンク経由で共有されたルームプランは、自動的に顧客用ダッシュボードに表示されます。ルームプランに追加されているムードボードも同時に顧客用ダッシュボードに表示されるようになります。

顧客用ダッシュボードでの共有

顧客にメールやリンクを送信せずに、ルームプランを顧客用ダッシュボードで共有するには、画面右上の[プレビューして共有]ボタンの隣にある下矢印アイコン(▼)をクリックし、メニューから[顧客用ダッシュボードに表示する]をクリックします。いったん顧客用ダッシュボードで共有されたルームプランは、同じ方法で顧客用ダッシュボードから削除することができます。

PDF ファイルとして保存

ルームプランを PDF ファイルとして保存し、印刷したり顧客と共有したりできます。特定のルームプランを PDF として保存するには、画面右上の[プレビューして共有]ボタンの隣にある下矢印アイコン(▼)をクリックし、メニューから[PDF をダウンロード]をクリックします。

複数のルームプランを一度にダウンロードする方法については、後述の「複数のルームプランをまとめて共有」をご参照ください。

[PDF をダウンロード]メニューをクリックすると、保存する PDF の設定画面が表示されます。ページサイズを選択したり、PDF ファイルに含めたい情報をラジオボタンのオン・オフで指定したりできます。

メモ:PDF ファイルは、既存のルームプランと同じレイアウト(アイテム カードのサイズ)になります。

PDF ファイルの保存にはしばらく時間がかかる場合がありますが、PDF が生成されてダウンロードできる状態になったら Houzz Pro から通知されます。

プレゼンシート として保存

ルームプランをプレゼンシートとして保存するには、画面右上の[プレビューして共有]ボタンの隣にある下矢印アイコン(▼)をクリックし、メニューから[プレゼンシートをダウンロード]をクリックします。詳細については、こちらの記事をご覧ください。

複数のルームプランをまとめて共有

「すべてのルームプラン」のページまたは案件の「ルームプラン」の概要ページで、複数のルームプランを一度にまとめて共有することができます。それには、共有したいルームプランの左上にあるチェックボックスをオンにし、ページの下に表示されたメニューでから[ダッシュボードで共有する]を選択します。

共有以外に、ダッシュボードから削除と、ルームプランの削除もまとめて可能です。

各案件の「ルームプラン」概要ページでは、PDF ファイルをまとめてダウンロードすることができます。

ルームプランを見積書や請求書へ変換する

ルームプランの内容でプロジェクトを進めることになったら、ルームプランを見積書または請求書へ変換することができます。ページの右上にある[変換する]ボタンをクリックすると、文書にどの品目を含めるかを指定し、合計金額を確認するためのウィンドウが表示されます。書類の種類を選択し、必要な品目をチェックして、右下の[x個の品目を変換]ボタンをクリックしてください。

変更内容をトラッキングする

ルームプランナーでは、チームのメンバーや顧客とのやり取りが記録されます。[変換する]ボタンの左側にある(i)アイコンをクリックし、「アクティビティ」タブを選択すると、コメント、変更、採用など、ルームプランに対するアクティビティの履歴が表示されます。

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