マークアップ(原価利益率)の計算機能を利用する

材料やサービスに対してマークアップ(原価利益率)を設定することで、業務に必要な利益を確保することができます。Houzz Pro では、見積書、請求書、仕様変更の各項目に対して目標とするマークアップを設定できるので、正当な対価を受け取ることができます。マークアップを設定すると、経理文書の計算機能により、既存の原価に基づいて適切な販売単価およびマージン(該当する場合)を自動的に計算されます。

マージンとマークアップはどちらも利益を測る指標ですが、基準となる出発点が異なります。「マージン」は販売価格に対する利益の割合(粗利率)であり、「マークアップ」は原価に対する利益の割合(原価利益率)のことです。

マージンの設定方法については、こちらの記事をご覧ください。

マークアップを計算して設定する


見積書や請求書などの文書を作成すると、「項目」欄に各項目が表示され、金額や数量などの詳細とともに「マークアップ」が表示されます。

もし「マークアップ」列が表示されていない場合は、項目セクションの上部にある[設定]アイコンから、「マークアップ」列を有効にする必要があります。

マークアップを設定するには、設定したい項目の「マークアップ」欄をクリックし、割合(パーセンテージ)か固定金額かを選択して数字を入力します。そして、チェックマークをクリックするか[Enter]キーを押して確定します。

メモ:「販売単価」と「マージン」は、入力されたマークアップの額に基づいて、自動的に調整されます。

また、「マークアップ」欄に表示された電卓のアイコンからマークアップを調整することもできます。電卓アイコンをクリックすると計算ツールの画面が開き、そこには原価、マージン、販売価格、希望小売価格が1つの画面に表示されます。

計算画面の「マークアップ」ボックスに希望する原価利益率(パーセンテージ)を入力すると、原価に基づいて顧客への販売単価とマージンが自動的に計算されます。顧客への販売単価を特定の価格に設定したい場合は、直接その値を「販売単価」ボックスに入力すると、マークアップのパーセンテージが自動的に調整されます。

また、計算ツールの下部に、その商品の利益(粗利)が表示されます。

顧客への割引額を把握したい場合は、希望小売価格を入力します。入力すると、下に顧客に対する割引額(小売価格との差額)が表示されます。顧客に対してこの詳細を表示するには、「希望小売価格の割引を表示する 」のチェックボックスをオンにしてください。

入力が終わったら、[設定]ボタンをクリックします。すると、マークアップが表示されるようになります。また、合計の値も、設定したマークアップに従って更新され、小売価格からの割引率(小売価格より X% OFF)が表示されるようになります。

すべての項目に同じ原価利益率を設定したい場合は、こちらの記事をご覧ください。

マークアップの内訳を顧客に表示する

顧客に対してマークアップの内訳を表示したい場合は、文書の右上にある[プレビュー]ボタンをクリックします。

プレビュー画面の右側のサイドパネルに表示された「顧客への表示内容を設定できます」において、「項目の詳細価格」および「マークアップ」のチェックボックスをオンにします。

下記の例では、マークアップを顧客へ表示する設定にした場合の見え方を示しています。

メモ:マークアップの計算ツールで希望小売価格の割引を表示するよう選択している場合は、合計欄に「小売価格より X% OFF」と割引率が表示されます。

販売単価(単位原価 + マークアップ)を表示する(インテリアの専門家向け)

項目の単位原価とマークアップを合わせた金額を確認できるようにするには、「販売単価」の列を表示するように設定します。(注意:建築施工の専門家の場合、「販売単価」の列を表示することはできません。)

表示するには、項目セクションの上部にある[設定]ボタンをクリックします。

「設定」画面が表示されたら、「列の管理」セクションで「販売単価」のラジオボタンをオンにし、[保存]ボタンをクリックします。

すると、「販売単価」(単位原価とマークアップの合計額)の列が追加されます。

顧客に対して販売単価を表示するには、プレビュー画面において、右側のサイドパネルに表示された「顧客への表示内容を設定できます」の、「項目の詳細価格」および「販売単価」のチェックボックスをオンにします。

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